Step1:“サヤ取り”ってなんだ?

“サヤ取り”とは

サヤ取りの鞘とはそもそも何でしょう。
商品先物取引の銘柄間あるいは限月間の相場の価格差のことを値ざや(値鞘)といいます。
サヤ取りの鞘はこのことを指しています。商品先物取引で上場されている商品は経済の基本的部分にかかわっているので一つの商品の価格が別の商品に影響を与えることはよくあることです。一つの商品の価格と別の商品の価格の差、つまりサヤに何らかの統計的関連性がある場合サヤ取り売買の対象となりえます。
上場商品の中でも原料と製品の関係にあるものはサヤ取りの対象として理解しやすい組合せとなります。

Step2:どんな動きで利益を得るの?

どんな動きで利益を得るのか

例えば、原油とガソリンは原料と製品の関係にありますから普通に考えて原油の価格よりガソリンの価格の方が高いという関係が成立しそうです。実際に相場表を見てみれば容易に確認することができます。実際には原油を精製するときにできる製品はガソリンだけではなく、重油や灯油も同時に生産されますので石油製品間のサヤはそれぞれの需要と供給のバランスの中で複雑に連動し、変動しているのですが、統計的処理により原油よりもガソリンが1キロリットル当たりn円以上高い(商品別標準鞘表参照)という結果を得ることができます。
そしてサヤ取りでは、似たような動きをする銘柄を両建てで売買します。

Step3:実際に検証してみましょう!

画面イメージ

エクステンションサヤ取りシステムでは、原料+製品の組み合わせ以外に上の図のような過去の全商品の全限月のデータから、有効だった組み合わせを拾い確率を出してくれるので、一見需給の関係のない銘柄の組み合わせを新たに発見する楽しみがあります。
※画面および数値はエクステンションの画面イメージです。

仕 掛
建玉日付 利益/率 執行 銘柄 限月 売買 枚数 仕掛値段 仕切値段 値洗い 証拠金
07/07/10
¥753,800
55.84%
後寄
後1
白金
コーン
0806
0807

10
10
5086
27760
5149
26860
  ¥750,000
¥600,000
07/07/05
¥393,800
31.57%
後1
後1
コーン
アラビカ
0807
0805

10
10
27450
22470
26810
22640
  ¥600,000
¥600,000
07/07/05
¥1,163,800
43.10%
13:09
13:09
灯油
原油
0801
0712

10
10
70440
53630
66430
51970
  ¥1,350,000
¥1,350,000
07/07/09
¥688,800
45.92%
9:00
前1

粗糖
0806
0807

10
10
2630
32050
2581
32470
  ¥900,000
¥600,000
仕 切 り
仕切日付 場・時 執行 売買 枚数 計算値段 帳尻 日数 判定 検証日時 検証時の
達成率
07/07/23
9:00
前1
成行
成行

10
10
5149
26860
¥309,400
¥444,400
13

2007/7/10
12:30
76.92%
(10/13)
07/07/23
前3
前2
成行
成行

10
10
26810
22640
¥314,400
¥79,400
18

2007/5
前引後
81.25%
(13/16)
07/07/27
9:41
成行
成行

10
10
66430
51970
¥1,999,400
¥-835,600
22

×
2007/7/5
13:00
97.01%
(162/167)
07/07/27
10:59
成行
成行

10
10
2581
32470
¥484,400
¥204,400
18

2007/7/6
18:00
73.58%
(468/636)
手数料:往復¥560(日計り半額)
1)
この検証は、2つの異なる商品間の現在の価格差以上(以下)で過去に取引を行った場合に、(1)まず何回チャンスがあったか、それから、(2)そのうち追証に1回もかからずに本証拠金に対して30%(手数料抜きで)以上の利益を上げられた確率が何%あったかの、確率上位順に組合せが並んでいます。
2)
その中で、今回は先限同士の組合せで灯油売りの原油買いが97.01%の高確率であるのに注目しました。
3)
サヤ取りなので、目標利益には急には到達しませんが、売り買い両方を持つため、相場が大きく動くときも、比較的安心して気長に待ちました。
4)
7/27朝寄付後に、目標利益に達したので、9:41に成行で仕切り注文を出しました。
5)
結果としては、原油買いのマイナスを上回る灯油売りのプラスが出たことで、差引き手数料を抜いて、1,163,800円の利益、率にして43.10%の利益を得ることができました。

★エクステンションサヤ取りシステムは、膨大な量の損益データから検証を行っているので、つなぎ足の価格データのみでの検証と違い、「実際に売買したらどうだったのか」という結果を導き出すことができるため、より実戦的です。

※本シミュレーションは、実際にサヤ取りシステムで検証した結果を記載しておりますが、確率上位の組み合わせすべてが利益となる訳ではありません。組み合わせによっては、損勘定となるものもあります。
※本システムが示す「確率」は、過去のデータのシミュレーション結果であり、将来、目標利益を達成する「確率」を示すものではありません。

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<商品先物取引のレバレッジ性について>

商品先物取引は、最初に預託する取引本証拠金の額に比べて、取引本証拠金額の10倍〜40倍程度の額になるハイリスク・ハイリターンの取引です。
また取引証拠金は、その後の相場変動等により、最初に預託した取引証拠金の他に、追加の預託が必要となることがあります。

<商品先物取引のリスク性について>

商品先物取引は、相場の変動によって利益も損失も生ずるおそれのある取引です。特に、その損失は、相場変動によって、お客様が預託している取引証拠金の額以上になる恐れがあります。